和卵便り171号  令和6年冬号

あけましておめでとうございます

 年齢を重ねて変わっていく体。これが自然と受け入れて、生き方を工夫しています。まずは今の自分を知ること、そして、感謝すること。あたりまえの毎日の繰り返しを大切にしていきます。 皆様が豊かで明るい日々を過ごせますようにと願いながら、今年も美味しい和卵をお届けします。コッコと一緒に頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。

ピヨの嘴

10月末に生まれたピヨたちは順調に成長しています。今回の初生雛(ボリスブラウン)は、熊本県の会社(坪井種鶏孵化場)から購入しました。以前は宮崎県内の企業から入手していたけど、最新の自動機械化を導入し、すべてのヒナが嘴を切られることになってしまいました。世界で進む動物福祉(アニマルウェルフェア)とは逆行する日本の現状に、心を痛めます。せめて我が農園のピヨたちには、幸せな日々を送らせてあげたいのです。

菜の花

12月中旬、20度超えの暖かな日。菜の花は季節を勘違いし、塔立ちして花を咲かせました。そして数日後には氷点下4度の冷え込みで、茎から傷んでしまい、かわいそうな姿。温暖化が農業にも大きく影響しています。今年は菜の花の作付面積を増やしたので、どうにか緑餌は確保できそうです。コッコの大好物を守るため、毎年、対応に四苦八苦です。