和卵便り175号  令和7年春号

春の節句にようやく梅が咲きました。昨年の猛暑と冬の大寒波で、自然界は混乱しているようです。止まらない物価高騰の中で農産物など食料品の値上がり。皆さんの食卓にも影響していることと思います。異常気象の波に揉まれながら百姓を営む我家は、四苦八苦しながらも自給率が高いので助かっています。皆さんに和卵をお届けしながら、つつましく、健やかにあり続けたいと願う毎日です。

早熟コッコ

10月生まれの若鶏は健康に成長しています。その中の一羽のコッコがとてもとても早熟で、通常より、ひと月早く産卵を始めました。体は小さいけど赤い顔をして、毎日お行儀よく産卵箱で小さな卵を産んでくれます。毎朝、愛嬌たっぷりに私たちに近づき、交尾を受ける態勢を取ります。なぜならば同じ年のオスがまだ鳴きもせず「男」になっていないのです。もう少しの間、辛抱してちょうだい!

「木蓮の涙」

養鶏場入り口の木蓮。遅い春に蕾は閉じたままです。名曲「木蓮の涙」が大好きなので、15年前に植えました。落葉してすぐに生まれる蕾は、長い冬にゆっくりと膨らみます。そして暖かい陽の光を合図に開く大きな見事な白花。その姿を見られたら、あの歌を口ずさみましょう。春一番の楽しみはもうすぐです。

イノシシの悪さ

2月初旬から養鶏場のあちこちで、地面が掘り起こされていました。イノシシが草の根を食べるため、強靭な鼻先で地表を掘り返しているのです。その度にレーキで穴を埋め、元に戻します。箱罠を仕掛けたけど、狸に邪魔をされてうまくいかず。あきらめずに工夫を重ね、ついに捕獲に成功しました!雌40キロ。これでしばらく、被害はなくなるでしょう。

鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。しょうご農園で育った「ボリスブラウン」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

  • お届けと発送は4月に予定しています。
  • 加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼・蒸し焼用)の3タイプです。
  • 1羽分の料金は、2,300円です。(送料別)

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで連絡ください。よろしくお願いいたします。

和卵便り174号  令和7年冬号

謹賀新年

今年もよろしくお願いいたします。

皆様、どんな新年を迎えていますか?

今も災いで苦しむ大勢の人々。

あたりまえの平凡な日々が、どれほどありがたいか。

感謝を胸に、変わらぬ思いで今年も頑張ります!

弓を引き己と向き合う正吾。モモちゃんとくつろぐ和枝。元気に農園を支えてくれるコッコ。

イノシシ捕獲

大晦日、養鶏場に仕掛けた箱罠でイノシシを捕獲しました。オス、45キロ。かなりの大きさです。警戒心の強いイノシシ、おびき寄せるためサツマイモをおいても箱罠の中までは入りませんでした。そこで裏技を使い、コッコの発酵飼料をおいたら2日後に捕獲に成功しました。いい匂いで美味しい発酵飼料に、イノシシも我慢できなかったのでしょう。ありがたくいただきます!

少ない緑餌

菜の花栽培がうまくいかず大ピンチです。例年通り9月に種をまくと、発芽直後からダイコンハムシが葉っぱを全部食べてしまいました。初めての被害。異常気象で虫の生態も変わってきたようです。悩んだ末に、10月末に鶏舎の運動場の半分を仕切り、3回目の種まき。害虫は少ないけど、今度は雨が降らず乾燥して、菜の花の成長は停滞。仕方なく、節約して緑餌を少なめに与えています。コッコには我慢の冬になりました。

地方発送料金の値上げ

物価高騰が止まらない昨今。和卵の発送を委託しているゆうパックから値上げ通知がありました。大変心苦しいのですが、和卵の地方発送料金を1月から変更させていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

和卵便り173号  令和6年秋号

お久しぶりです。あまりの猛暑で和卵便り「夏号」はお休みにさせていただきました。まだ残暑厳しいですが、皆さんは大丈夫でしょうか。温暖化による酷暑、大きな地震に台風。自然環境の不安に加えて、複数の戦争による人災。良い話題はないかと探せば、そう、身近にありました。川石で甲羅干しをする日本石亀6匹。姿を見せないアカショウビンの歌声。干ばつでも豊作だったゴウヤ。そして、大学時代のクラス仲間8名が来園。

相田みつをさんの言葉を思い出します。 「しあわせはいつも自分のこころがきめる」

猛暑に耐えたコッコ

厳しかった暑さを耐え抜いたコッコ。扇風機はなく、服も脱げないのに、よくぞ頑張りました。少し産卵は減りましたが、生き延びただけで十分です。最近は朝夕の涼しさに食欲旺盛。若鶏の群れで、雄鶏は鳴き始め、雌鶏の顔に赤みは増します。待望の初卵はもうすぐですよ!

8月前半は雨が降らず、有水川からエンジンポンプで水を汲み上げる毎日でした。雨ごいをしようと思ったら台風10号が進路を変えてゆっくり接近。各地の大きな被害に心は痛みます。でも同時に、田畑に恵みの雨をもたらしました。

そして、緑薄れ穂は垂れるや実りの秋。稲刈りは9月下旬から始めます。あともう一息です。

鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。「ボリスブラウン」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

  • お届けと発送は10月に予定しています。
  • 加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。
  • 1羽分の料金は、2,300円です。(送料別)

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで連絡ください。よろしくお願いいたします。

新米の予約受付

新米販売のお知らせです。コッコの鶏糞を使い、無農薬、無化学肥料で栽培し、天日干しで乾燥させた美味しいお米です。新米は10月下旬に仕上がります。

尚、諸経費の高騰により、今年から値上げをさせていただきます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

予約を受け付けていますので、希望の方は連絡ください。

  • ヒノヒカリ   玄米800円/㌔、白米900円/㌔ 
  • ハッピーヒル 玄米900円/㌔、白米1000円/㌔

和卵便り172号  令和6年春号

木蓮の花咲く春の節句の朝は、氷点下2度。暖冬に身も心も緩んでしまっていたので、この寒さはこたえます。でもコッコは元気いっぱい。若鶏は日ごとに顔の赤みを増しています。産卵開始はもうすぐ。たくましく育って美味しい和卵を産むので、皆様、お楽しみに!

早春

春の訪れはうれしいけど、菜の花の開花が例年より1か月も早くて困っています。なぜかというと、塔立ちすると茎枝は硬くなり、コッコは食べられないのです。カッターで細断しますが、やはり食べ残しは増えますね。その分たっぷりと大量の菜の花を毎日コッコに与えています。春かほる和卵。お味はいかがですか?

ついに完成、弓道場

3年前に建設を始めた弓道場が、ようやく完成しました。素人大工にしては上出来です。おかげさまで毎日たっぷり弓を引いています。道は長く険しく、なかなか上達しないけど、熱中するというのは、夢中になるというのは、ほんとにいいものです。川のせせらぎとコケコッコー。のどかな山間に、弦音も響きます。

口内環境

健康にたいせつな口内環境。良質な食事をしても、口の中で毒素をつくって飲み込んだら元も子もありません。私は歯周病と口内炎で困っていましたが、「コパイバハイクラウン」で解決しました。南米アマゾンに自生するマメ科コパイバの樹液で、抗菌と抗炎症作用があります。起床後と就寝前の歯磨きの後、ぬるま湯に数滴入れて3回クチュクチュするだけ。喉の痛みにも効果抜群。お口の悩みに、ぜひ試してください!(インターネットをされる方、アマゾンで購入できますよ。)

鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。しょうご農園で育った「ボリスブラウン」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

  • お届けと発送は4月に予定しています。
  • 加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。
  • 1羽分の料金は、2,300円です。(送料別)

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで連絡ください。よろしくお願いいたします。

和卵便り171号  令和6年冬号

あけましておめでとうございます

 年齢を重ねて変わっていく体。これが自然と受け入れて、生き方を工夫しています。まずは今の自分を知ること、そして、感謝すること。あたりまえの毎日の繰り返しを大切にしていきます。 皆様が豊かで明るい日々を過ごせますようにと願いながら、今年も美味しい和卵をお届けします。コッコと一緒に頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。

ピヨの嘴

10月末に生まれたピヨたちは順調に成長しています。今回の初生雛(ボリスブラウン)は、熊本県の会社(坪井種鶏孵化場)から購入しました。以前は宮崎県内の企業から入手していたけど、最新の自動機械化を導入し、すべてのヒナが嘴を切られることになってしまいました。世界で進む動物福祉(アニマルウェルフェア)とは逆行する日本の現状に、心を痛めます。せめて我が農園のピヨたちには、幸せな日々を送らせてあげたいのです。

菜の花

12月中旬、20度超えの暖かな日。菜の花は季節を勘違いし、塔立ちして花を咲かせました。そして数日後には氷点下4度の冷え込みで、茎から傷んでしまい、かわいそうな姿。温暖化が農業にも大きく影響しています。今年は菜の花の作付面積を増やしたので、どうにか緑餌は確保できそうです。コッコの大好物を守るため、毎年、対応に四苦八苦です。

和卵便り170号  令和5年秋号

夜は虫の声が響き、窓から冷たい風が流れます。秋ですね。どんどん早くなる夕暮れでちょっとあわただしいけど、夜長には読書を楽しめます。浅田次郎の短編集を読み返し、感動すると心は安らぎます。

我が家はナスとゴーヤが豊作で、9月になってもたくさんの収穫。色んな料理で食卓を潤します。本物の旬の食材はありがたく、元気と健康の源ですね。

いつもの産卵箱

猛暑を乗り切ったコッコは元気いっぱいです。朝食で満腹になると今日も卵を産んでくれます。場所は、いつもの決まった産卵箱。頑固に場所は変えません。そして、しばらく座って精神統一をしているようです。卵を確認するため手をおなかの下に入れると、「コッコっコッココッコー」と鳴いて怒ります。産卵は毎日の大変な仕事です。コッコに感謝!

菜の花の種まき

冬の緑餌、菜の花の種まきをしました。人力野菜播種機「菜々子」が活躍。去年は鹿の食害などで、緑餌が不足してコッコにつらい思いをさせました。今年は立派な柵で保護してあるから安心。この冬、コッコは美味しい新鮮サラダを山ほど食べられるでしょう。種まきは済んだので、ほどよい雨を待つばかり。そして同時に、ひどい大雨が降らないことを祈ります。

稲穂

「実るほど首を垂れる稲穂かな」。この時期は、謙虚な心を忘れたらいけないよ、と稲から教えられます。日ごとに緑が薄くなる田んぼでは、生き物が稲を中心に多様な世界を作っています。動物、昆虫、植物、微生物。絶妙な調和は厳しく、そして美しい。自然の中に生きる私たちを感じます。稲刈りはもうすぐです。美味しい新米をお楽しみに!

鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。しょうご農園で育った「ボリスブラウン」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

  • お届けと発送は10月に予定しています。
  • 加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。
  • 1羽分の料金は、2,300円です。(送料別)

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで連絡ください。よろしくお願いいたします。

和卵便り169号  令和5年夏号

暑中お見舞い申し上げます

思ったより遅い梅雨明けです。今年も厳しい暑さの中、皆様、体調管理はちゃんとしていますか?熱中症予防で冷房は有効だけど、適度に汗をかくことも大事です。そして食事。我が家では夏野菜が豊作で、カボチャ、トマト、ナス、ゴーヤ、ピーマン、スイカなど、毎日山ほど食べています。夏を乗り越えるため、旬の野菜と和卵を食べて、高い免疫力を維持しましょう!

熱中症対策

運動場の桑の木を剪定しすぎて、コッコの日除けが減ってしまいました。そこで使っていないプラスチック柵を枝に乗っけて日陰を作っています。汗をかけない鶏にはつらい夏。脇を上げ、ハアハアと呼吸して、産卵が落ちてきました。そして増えてきた就巣鶏は烏骨鶏小屋に隔離しています。しばらくすると、みんな体力を回復して産卵を再開しています。たくましいですね!

草との競争

草刈り、草取りで、忙しい毎日です。約2ヘクタールの農園全体の草を刈るには最低でも10日は必要。田んぼ、畑、養鶏場、道沿いと順番に草を刈っていき、全部終えると、最初の場所にはもう草が茂っています。この季節の草の成長はとにかく早くて、勝ち目はありません。無理して体を壊したら元も子もないから、何か良い方法はないかな、と、毎年同じことを考えつつ、頼りの草刈り専用の機械を大事に大事に使っています。

同窓会

帯広畜産大学弓道部の友人が集まりました。一番遠くは北海道から参加。卒業から38年で、みんな年を取ったけど、今も変わらぬ良き仲間です。まずは農園見学で、私たち夫婦の生き様を知ってもらいました。そして、青島と鵜戸神宮を観光、美味しい食事をしょうご農園、寿司ゆう心、天空カフェジールで堪能。宮崎での2日間を喜んでくれました。みんなからのサプライズでいただいた、お揃いシャツがキマッテいるでしょう!?

皆様へお願いです。和卵の保存は冷蔵庫で!

毎年、この時期の大切なお願いです。コッコが産む卵は有精卵なので、35度になると細胞分裂を始め、白身は水状になり黄身に血管が出来始めます。暑い季節(6月~9月)は和卵を必ず冷蔵庫で保存し、生食の場合は直前に水洗いしてからお召し上がりください。よろしくお願いいたします。

和卵便り168号  令和5年3月春号

養鶏場入り口のコブシの蕾が開花。春です。花の香りとともにスギ花粉も大量に舞い上がっています。花粉症の皆さんにはつらい季節ですね。本物の葛粉を食べるといいと聞き、鹿児島県垂水市で本葛を製造販売している天野屋に現在注文中。花粉症の和枝に効果があるか期待しています!  

きみの色

低下した産卵は回復してきました。コッコはたくましい。この冬は菜の花が不足したので緑餌がいつもより少なく、補うために白菜を与えました。そのせいで黄身の白っぽい卵がありました。味と風味は変わらなかったと思いますが、気づかれましたか?今は菜の花の花を食べているから、少し黄色くなってきたようです。季節の草と野菜を食べて育つコッコの卵は季節の色をしているのです。そう、それは自然の色。

若鶏の春

生後4か月の若いコッコは元気いっぱい。雌の顔は赤くなって鶏冠が大きくなり、ひと月もすれば卵を産み始めます。そしてオスは急速に体が大きくなって交尾を始め、「コケコッコー」の雄叫びを練習中。みんなもう大人だから、そろそろ成人式をしてあげようかな。コッコたちが喜ぶお祝いを考える、楽しい毎日です。

柵の設置

行政から獣害対策として支給された柵を農地に設置しています。これまではナイロンネットに電気柵と中古金網でしのいできたけど、老朽化で穴があいてきました。この新しい柵でシカ、イノシシ、サルの被害はなくなるでしょう。でも、全長600メートルの柵を設置する作業は大仕事。杭の打ち込みで筋肉と関節が痛みますが、和枝と一緒に毎日頑張っています!

鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。しょうご農園で育った「ボリスブラウン」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

  • お届けと発送は4月に予定しています。
  • 加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。
  • 1羽分の料金は、2,200円です。(送料別)

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで連絡ください。よろしくお願いいたします。

和卵便り167号  令和5年1月冬号 

                 

明けましておめでとうございます。

 皆様、どんなお正月を過ごしているのでしょうか?我が家は二人での~んびり。コッコのお世話はいつもと同じで、変わらなく続く仕事はありがたいですね。無理をしないで楽しく、ほどほどに。皆様といっしょに健康でいられるよう、これからも精進していきます。本年もよろしくお願いいたします。         令和5年元旦

寒すぎるのかな?

12月からの冷え込みの影響か、コッコの産卵が少なくなっています。例年より2割ほど卵が少ないので、お客様へのお届け個数を減らす場合もあり、ご迷惑をおかけしています。早く回復するよう努力しますので、今しばらくご容赦ください。生後2か月のピヨは元気に成長しています。まだ止まり木で寝ていないから、まだ要注意。大切に育てています。

緑餌を守る

菜の花が鹿の食害で大ピンチです。大事な冬の緑餌。なんとしても守らなければ。鹿はネットをくぐって侵入するので、地面際に鉄棒を置きました。これでは安心できないから、鹿の進入路を見つけて、くくり罠を設置しています。獣との真剣勝負がつづきます。

還暦の薪割

正吾は1月に還暦を迎えます。一巡して元に戻るか、折り返して再出発なるか。いずれにせよ人生の節目。心あらたに氷点下の朝、薪割で体を温めます。斧を振り上げて薪を割る一瞬、気を緩めると、斧は固い木に跳ね返され、手がしびれます。いつも本気でありたい。薪割で思う還暦の始まりです。

日向のアオと和枝も応援してくれています!

和卵便り166号  令和4年9月秋号

9月10日土曜日20時、東の空にまん丸のお月様の登場。「中秋の名月」です。虫の歌声にゆっくり風。山間集落の夜は静かで、人工的な音はありません。最近、夜中にシカが我家の草木を食べて困っています。実りの季節に、野生動物もご馳走を満喫しているのでしょう。コッコは食欲の秋に食べて遊んで元気いっぱいです。若いコッコはもうすぐ産卵開始。姉さんコッコは肉になり、10月下旬にピヨがやってきます。農園は世代交代を迎えます。

避難コッコにまた格差

烏骨鶏小屋に隔離した弱いコッコは25羽。みんな体力を回復して、いい卵を産むようになりました。でも最近、1羽がいじめられています。弱者だけの集団でも上下関係は生まれ、さらに弱いものが誕生します。生き物の集団では、格差は常にあらわれるものなのかもしれません。きびしいけど、これが自然の摂理なのでしょうか。

稲、収穫間近!

畔草刈りを終えた段々田んぼは、見違えるほどきれいになりました。ヒノヒカリはこうべをたれて黄色がかり、やや晩成のハッピーヒルはまだ濃い緑色です。いずれも美しい姿。今年も美味しいお米ができそうです。9月下旬から稲刈りをはじめ、天日干し後に脱穀。10月下旬には新米を食べられます。

お米の購入予約を受け付けていますので、ご連絡ください。

ヒノヒカリ   : 玄米700円/キロ、精米800円/キロ

ハッピーヒル : 玄米800円/キロ、精米900円/キロ

大型箱罠の設置

先月購入した大型の箱罠(長さ2m、幅と高さ1m)を設置しました。狙う獲物はイノシシ。最近母親から独立したイノシシの子供4匹を、農園付近でよく見かけます。まだ警戒心が薄く人間の活動場で餌を探しているのです。毎年道の土手を崩して困っています。田んぼに入って稲を荒らす心配もあります。有害鳥獣駆除班として、早めの対策をしています!

鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。純粋国産鶏「もみじ」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

  • お届けと発送は10月の予定です。
  • 加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。
  • 1羽分の料金は、2200円です。(送料別)

ご注文を希望の方はご連絡ください。よろしくお願いいたします。